EXHIBITIONTALK

伊丹豪「this year’s model」

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写真というのは目の前の現実空間を
カメラという光学機器によって二次元へと変換することだ。

 
この変換の際に起こる変化は劇的で、精巧にコピーすればする程実際の目の前から遠く離れていくという矛盾を持つ。
平面へと変換されてしまったものをイメージと呼ぶなら、このイメージとなってしまったものにこそ興味がある。
感情や、物語や、論理を超えてイメージとなってしまい写ってしまったと呼ばざるをえない何か。
このイメージになぜ心が動かされるのか、何が心を動かすのか、言葉を超えて発生するその力の在処を探りたい。
まとめるための動機ではなく、撮り続けるための、
自分が驚き続けるための動機はイメージの力を信じるところにしかない。
                                                 伊丹豪

 

 

会 場 中之島バンクス de sign de
会 期 2015年2月1日(日)- 11日(水・祝) 月曜休館終了致しました。
開館時間 11:00~19:00
※2月1日はトークイベントため、16時よりイベント参加のお客様以外は入場不可となります。途中入場も可能ですので、是非ともご参加下さい。
※最終日のみ17:00まで
※作家在廊は2/1と2/11となります。

入場料 無料
オープニングトーク 伊丹豪 × 鈴木崇[写真家] × 松村貴樹[LLCインセクツ代表] ※詳細はコチラより
書籍販売のお知らせ
tym1 this year’s model
photography: go itami
published by RONDADE
ROND-27 / Edition 800
257×364 mm / 80 pictures
7,400 tax-in

 
何を、どうして、どのように、撮るか、ではなく、なぜ、何が、どうしてそう見せるのかという写真になった後のありようにこそ、彼の対象やまなざしは一貫して向けられている。
彼の写真からは読み取りやすいコンセプトや物語といった要素をダイレクトに感じるとることはない。それは単にコンセプトや意味がないということではなく、撮ること、定着され方そのものに執着することが写すという行為の発動であり、コンセプトになって突き動かされているように見える。切り取るという行為は、見た事がないもの、その先にある物を見てみたいという彼の動機そのものと同調し定着されていく。彼の作品に見られる透過、反射、反復、レイヤー等が絡み合う写真はまさに写す動機そのものを体現し、イメージとしての意味をすり抜け単に一つのビジュアルの複合体として私たちの前に提出される。
今回制作された作品集はこの特徴的な視点を端的に構成することで、ページを開いて行く時の関係性を捨てさり、一枚一枚のビジュアルの持つ力にフォーカスさせる作りになっている。そしてその写真の束をアクリルに単純に挟み込んだようなオブジェクト(作品集)はより写真のイメージをシャープに増幅させ、彼が切り出す作品のありようそのもののようである。
シンプルで建築的なアプローチのデザインはedition.nord秋山伸によるもの。

 
Go Itami / 伊丹豪
Born in Tokushima, Japan, 1976

Solo Exhibitions
2014
Woolloomooloo (Taipei) 2014.10.
howse (Osaka)
HAPPA (Tokyo)
POETIC SCAPE (Tokyo)
EPSON IMAGING GALLERY epSITE (Tokyo)
2013
Apartment (Morioka)
POST (Tokyo)
MOTTO BERLIN (Berlin)
ON READING (Nagoya)
VACANT (Tokyo)
 

RONDADE
さまざまなアートフォームを創造の初期衝動に立ち返り、既成の枠に捉われない形と
方法で表現することを目的に設立されたレーベル「RONDADE」。
 

お問い合わせ
de sign de 事務局(担当: 筒井) Tel 06 6444 4704
 

企画
de sign de >、RONDADE
 

協力
エプソン販売株式会社
howse
 

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