
きくみるはなす大阪中之島縁坐舞台 2012年・君影公演

11月20日(火)19:00より、シアター・坐・フェンスによる「きくみるはなす大阪中之島縁坐舞台 2012年・君影公演」 を開催いたします。参加者によって変化する「場所」「こと(事・言)」「もの(思い)」の有り様を、フェンスアクター(岩戸役者)が形(型血)にする即興空間です。
シアター・坐・フェンスが試みる、この島国に代々住んできた我々大衆の、懸命に生きゆく日々の息吹を聞き受け、空間に刻み遺す民衆舞台。その名も「きくみるはなす大阪中之島縁坐舞台」。ここ中之島デザインミュージアムに祀りをつなぐ御縁を頂き、精一杯務め上げて参りたいと思います。
開催日時 | 2012年11月20日(火) 19:00 開演 (18:30から受付/21:00終了予定) |
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会 場 | 中之島デザインミュージアム ![]() |
参加費 | ¥2000 (予約不要) |
**きくみるはなす 縁坐舞台とは・・・
日本人古来の生存感にもとづく即興芸能です。
「ご縁」のある者が、ある日ある所に集い「坐る」。
縁坐舞台の人形(ヒトガタ)役者が地域の方々の
話す(放す)言葉をていねいに聞き受けます。
話し言葉に込められた情念や心境、
そしてその「時」その「場所」につ(即・憑)いて来たモノガタリが、
人形役者の「運び」を鏡(影見)として舞台上にアラハレてきます。
やがて移ろいゆく時の間に
切なる面影が訪れる「現場」が重なって参ります。
~ある観察者の言葉~
縁坐舞台は、特定の郷土(地域)芸能という形ではなく、
各地を漂泊してあるく一座であると思う。
一座のふるさともまた、特定の地域ではない。
同じ方位へ向かう価値観を分けもち、
日ごろは散らばってそれぞれの生計に従事していながら、
いったん事あり要請があれば、
座長のもとに集ってたちまち一座をなし、
事がすめばまた座を解いてそれぞれの根を張るところへ戻る。
重要無形文化財にはなりようのない即興であり、
地縁血縁もよすがとせず、
援助技法や専門性という金看板も背負わない。
ただただ、その時・その場を共に生き、
共に愉しむことだけを約束として開かれる、
一夜の舞台であれば十分。
シアター・坐・フェンスは
“都会の下町の片隅で、何の変哲もないビルの一室で、ひっそりと執り行われる秘儀としての精神劇”を毎月継続して行なっている即興舞踏劇団です。ここではお客様の言葉を「傾聴する」行為自体がパフォーマンスの構造となり、心の中へ開いてゆく扉としての舞台(磁場)が建築されていきます。特定の場所(雰囲気)や今目の前に“いる”人々の「言の葉(事の端)」「放し(話)」が人形役者に映(移)り込み、縁坐舞台が出現します。
申し込み不要、当日“そのまま”の姿カタチでお越しくださいませ。
橋本久仁彦 シアター・坐・フェンス
○公式サイト:http://enzabutai.com/cn26/ftop.html
主 催 | 中之島デザインミュージアム ![]() |
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共催 | Theatre the(坐)Fence |
問合せ | 530-0005 大阪市北区中之島5-3-56 中之島バンクスEAST Phone. 06-6444-4704 , Fax.06-6444-4705 Email. info@designde.jp / www.designde.jp |